毎日使う羽毛布団だから、清潔に気持ちよく使いたいですよね。
でも、羽毛布団の正しいお手入れ方法は知っていますか?
間違ったお手入れをして、大切な羽毛布団が長持ちしなくなるのでは・・・
と心配になってしまいます。
今回は、羽毛布団の正しいお手入れ方法をお届けします。
羽毛布団ってどうやってお手入れするの?
羽毛布団は天日干ししても大丈夫なの?
もちろん大丈夫です!
羽毛布団は、天日に干すか、または、風通しの良い日陰に干しましょう。月に1~2回、天気のよい乾燥した日に、午前10時から午後3時ごろまでに干すのがおすすめです。片面1時間くらいを目安に、両面干しましょう。
布団のがわ生地の傷みや汚れを防ぐためには、シーツやカバーでおおった状態で干すのが効果的です。こうすることで、がわ生地の傷みを防ぐことが出来ます。(がわ生地がシルク素材の場合は、風通しの良い日陰に干しましょう。)
また、よく羽毛布団を干したあとに、パンパンと強くたたいている方を見かけます。がわ生地や中身の羽毛が傷みますので、強くたたかないようにしましょう。
羽毛布団は洗えるの?
基本的には洗えませんので、ご注意を。
厚手の羽毛布団は基本的には洗えません。肌掛けのような薄手の物であれば、ものによっては水洗いできるものもあります。汚してしまったときは、まずは、商品についている品質表示タグをチェックしましょう。
部分的に汚れてしまった場合は、濡れた布ですぐに拭き取ったり、つまみ洗いなどをしたあとに、十分に乾燥させることがおすすめです。
基本的には、ドライクリーニングのみOKの表記をしています。
それでも汚れが気になる場合には、信頼のおけるクリーニング店や布団丸洗い専門業者に相談してみましょう。
そもそも羽毛布団にカバーって必要なの?
カバーは必要です。
羽毛布団には、上質でやわらかい素材のカバーを使用するのが最適です。
カバーはこまめにお洗濯することをおすすめします。カバーの内側についたひもやクイックスナップを、布団本体のループにセットすれば、寝ているときのズレもなく、がわ生地の傷みや汚れも防げます。
また、羽毛布団に直接、衿布を縫いつけたり、安全ピンを使ったりすると、その縫い目や針穴から羽毛が吹き出してしまう原因となるので、やめたほうがよいでしょう。羽毛布団には、布団カバーを使用するのがおすすめです。
羽毛布団の収納ってどうしたらいいの?
湿気の少ない場所に保管しましょう
羽毛布団を良く乾燥させてから、通気性の良いもの(綿素材のシーツなど)に包み、湿気の少ない場所で保管しましょう。中身の羽毛がつぶれてしまうと、羽毛本来の力を発揮できなくなってしまいます。上には重いものを乗せずに、押し入れなどの上段にしまってください。
また、しばらく使わないときは、一度日に干してから、湿気の少ない場所に保管しましょう。ダニやカビを防ぐため、使わない間でもときどき日に干し、押入れも乾燥させたほうがよいでしょう。
使っていたら、中身の羽毛が出てきちゃった!
対処方法は?
がわ生地の内側からつまんで戻しましょう。
羽毛布団を長年使用していると、ファイバーと呼ばれる小さい羽毛や羽軸(うじく)が、生地の間や縫い目から出てくることがあります。これは、使っている間のもみや摩擦などが原因なので、羽毛布団の性質上、やむを得ないものです。ファイバーが出てきてしまっても、そのまま引き抜くと羽毛が絡まって余計に出てくることになります。出てきてしまった場合は、がわ生地の内側からつまんで戻してください。その後、出ていた場所を爪の甲で生地目を潰すように押しましょう。
一般的に、羽毛布団の寿命は10年ですが、ご使用頻度や使い方によっては、10年持たない場合もあります。羽毛の吹き出しや、へたり、汚れ、臭い(汗や皮脂汚れによるもの)などが目立ち始めたら、お買い替えの目安です。
買ったばかりの羽毛布団のニオイが気になる。
どうしたらいいの?
干したり、使っているうちに自然と消えるのでご安心を。
羽毛は動物性の天然素材なので、買ったばかりの羽毛布団は、多少特有のニオイがすることがあります。また、羽毛布団専用バッグや、生地の加工によるニオイが残っている場合もありますが、日干ししたり、使っているうちに徐々に薄くなりますので、心配いりません。
(nishikawa(西川)の羽毛布団は、繰り返しの洗浄を行っていますので安心してご使用ください。)
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